木の椅子というからには座面は木で作りたい。
しかもそれが脚や背を支える主たる構造材にしたい。という考えで木の座面のダイニングチェアを3脚制作しました。
オーチェア・・五枚組手のアームに框組の座面。日本的なラウンドアームの椅子を制作。
トーチェア・・背に10φのスピンドルが16本並んでいて一本一本が体のラインに馴染んで しなります。スピンドルは曲げ木を施さず笠木と座面の穴の角度の違いで組みたてながら曲げています。
ミシマキチェア・・最少部材数で座り心地腰当たりを追求した。
[島崎先生コメント]
日本的ラウンドアームというが日本らしさは伝わってこない。曲げ木を施さないスピンドルは木の性質によって曲がり方にムラが出るのではないか。
部材数を少なくしてシンプルにするのは良いが2本の背が上から下まで平行なのはいかがなものか。
発言が朝倉ワールド。それだけでは共感を得ることができない。
京都炭山朝倉木工 |
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