2013年11月6日水曜日


 
工藤 秀和

軽くて丈夫な椅子を作りたくて座を籐で編んで作りました。
もう1点は座板に乾燥で反ってしまった板を使って、曲げ木を組み合わせて作りました。

[島崎先生コメント]
籐の座について、他の人があまりやらないで、良い物だと思うものならば、是非作業を繰り返し、自分のものにするべきだろう。
籐編みのような緻密な作業の椅子作りと、木材の反りを活かすような椅子作りの両面を活かすとよい。
しかし、ひとつの椅子に多くの要素を盛り込みすぎるのはバランスが悪くなる。
シンプルイズベストが基本で、背とアーム、座、脚の形状が異なった要素をもつことは、言葉が多すぎる、と例える様に、見る人にも何が言いたいのかまとまらないものになってしまう。

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