2013年11月7日木曜日

 
朝山 隆 

「絵本の椅子」

児童館や絵本図書館、絵本書店向けの椅子で、背もたれの扉をあけると絵本が収納でき、児童がその椅子に座って絵本を読むことができます。児童館やお店が楽しくなるようなデザインにし、サブロクの合板一枚で製作でき、さらに連結するとヨーロッパの街並が構成されます。
 
[島崎先生コメント]

これは4つのカテゴリーの「特定の目的の為のデザイン」にあたり、背の扉を開けると絵本が収納でき、子供がそこに座って絵本が読めるという、分かりやすいデザインである。合板で製作されているが、あえてそれを使う必然性は無いのではないか。
全体的に「言葉」が多い気がするので、制作意図をきちんと伝えるためには、キャプションなどで明確に表現した方が見る人がわかりやすい。
情報伝達にはイラストの効果が高い。写真では不要な情報がたくさん映り込むが、イラストでは伝えたい情報だけに絞ることができる。
 
家具デザイン研究所
HP http://www.kaguken.com/

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