2013年11月7日木曜日

 
野木村 敦史

杉は柔らかく、温かく、軽いという素晴らしい性能を持っていて、広葉樹とは違う別の素材として扱えば素晴らしい木で、椅子に最適だと考えている。
この椅子は肌に触れる部分は杉で強度が必要な部分は広葉樹(ブラックチェリー)でサンドイッチすることで持たせるという構造となっており、特許取得することができた新しい木工の接合方法です。
骨盤を支えるという考え方の背を有した椅子で、座面の凸カーブは深く座るとお尻が前にずれにくく、浅く座ると骨盤が立ち作業をしやすいポジションとなる、ツーポジションの椅子です。

[島崎先生コメント]

新しい構造の椅子の考え方は良いが、デザインの要素が多すぎるようだ。
革の背は木製でも十分座り易いものがつくれるはずなのでそれも検討してみたら良いと思う。
ひとつの椅子を作り上げたら、それを元に自分でリ・デザインを繰り返して完成度を高める事が大切で、3ヶ月、半年と時間をおいて取り組む事を勧める。3回ぐらいリ・デザインをするといい。
座り方や新工法などについて見る人に分かるようにイラストなどで伝える事にも注力するべきだろう。

すまうと
HP http://www.smaut.net/


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